「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」
という本に載っている「完全無欠コーヒー」なる物を作ってみたくなりました。
用意する物
- カビ毒の無いレギュラーコーヒー
- グラスフェッドバター
- MCTオイル
- ブレンダー
- 金網式の抽出器具(フレンチプレス)
ブレンダー
まずブレンダーですが、ハイパワーなブレンダーは持っているのですがコーヒーを淹れるたびに使うと後片付けが大変です。そこで簡易ブレンダーとしてハリオの「クリーマーキュート CQT-45」を購入しました。
届いたクリーマーキュート
あれぇ、軸が曲がってる。
実際動かしてみると、振動ばかりで全然泡立ちません。どうやら不良品だったようです(爆)即、Amazonに交換を依頼しました。
届いた交換品
今度は滑らかに回っています。
あー、良かった。
グラスフェッドバター
次はグラスフェッドバター。
グラスフェッドバターとは、穀物ではなく主に牧草を食べさせた牛から取れた牛乳で作られたバターの事です。
普通のバターよりビタミンやオメガ3の脂肪酸が豊富です。
今回はウエストゴールド社の1kgの物を購入しました。
MCTオイル
MCTオイルとは、中鎖脂肪酸の事です。
中鎖脂肪酸は飲むとすぐに肝臓でケトン体に変わります。このケトン体は脳の栄養となります。ですので脳の働きが良くなります。癲癇やアルツハイマーなど脳の病気の治療にも使われています。最近ではケトン体に抗ガン効果がある事が分かり、癌治療に使われる事もあるようです。
この油は日本で買うとめちゃくちゃ高いです。
しかしiherbで個人輸入すれば安く買えます。
Now Foods, スポーツ、ピュアMCTオイル、16液量オンス (473 ml)(参考価格:1087円)
個人輸入と言うと大変に思われるかもしれませんがiherbというサイトは日本語が使えますし、約5000円で送料無料、注文して3〜4日で届きますので国内で買うのと同じような感覚で買う事が出来ます。
コーヒー
コーヒーはカビ毒のない、高品質なレギュラーコーヒーが必要です。
インスタントは薬効成分が抜け落ちているので不可です。
そこで今回は生豆から焙煎しました。
豆の種類は
- ニューギニア シグリ
- グァテマラ エル ピラー
- ビフィヤ・ヒルズ農協 カンガ
をブレンドして使いました。
カビ毒が入らないよう、入念にハンドピックします。
しっかり水洗いして焙煎。
2はぜから30秒焙煎しました。
うん、なかなかの仕上がり!
抽出
完全無欠コーヒーの抽出にはペーパードリップは不可です。なぜならペーパーはコーヒーオイルを通さないからです。
コーヒーオイルには炎症を抑える作用があり、それが無いと完全無欠とは言えません。
そこで今回はフレンチプレスを使いました。
実は私はフレンチプレスはあまり好きじゃないです。
旨味が少なく、雑味が多いコーヒーになるからです。
コーヒーショップのおねえさんに勧められて買ったのですが、買ってすぐお蔵入りしてしまいました。
しかし、
フレーバーコーヒーさんの入れ方だとだいぶマシになります。
やり方は
1.器具にお湯を注ぐ。豆より先にお湯を入れるのがポイントです。
2.豆をそっと入れる。かき混ぜちゃ駄目です。豆が動くと雑味が出ます。
3.豆が湯に浸かる程度にゆっくりプレスします。そして泡が十分抜けるまで待ちます(3~10分)。
4.出来るだけゆっくりプレスします。
出来上がり。
うん、まずまずの出来。
ペーパードリップに比べると雑味はありますが、そのかわりコーヒーオイルのまろやかさがあり、なかなか美味しく入りました。
撹拌
バターとMCTオイルを入れて撹拌します。
尚、ここはスプーンでかき混ぜるのはNGです。バターとMCTオイルとコーヒーがミセルの状態になるまでブレンダーでかき混ぜる必要があります。「完全無欠コーヒー」考案者のデイヴ・アスプリー氏によると、ミセルの状態にならないと十分な効果が得られないそうです。
いい感じで混ざりました。
完成!
とっても美味しい「完全無欠コーヒー」が完成しました!
飲んだ感想ですが、飲んで数分経つと体が熱くなり、脳が活性化されるのが実感出来ます。そしてその効果が数時間持続します。MCTオイルが速攻で効き、その効果が切れる頃にバターが燃焼を始めるようです。
朝飲むと、仕事の能率が上がる事間違い無しです。
手間はかかりますがそれだけの事はあると思います。