2019年1月2日水曜日

冷え性対策の決定版?

実践「口腔内科」清水 英寿 (著)という本を読んでいたら、凄い冷え性対策が載っていたのでご紹介します。
その方法とは、「アッチ湯」

なぜ口腔内科で冷え性対策?
口を見ると冷え性が分かるんだそうです。
カビ菌、レモン型の赤血球、口臭のメチルメルカプタンが多く検出される人は冷え性体質が疑われます。
そのような人は、歯を治す前に冷え性体質を治さないと効果が得られません。
そこで清水 英寿医師が開発したのが「アッチ湯」です。

アッチ湯とは簡単に説明すると、60℃の足湯です。
まず洗面器等に60℃の湯を5cmほど張ります。そこに塩を大さじ1杯くらい入れます。
そして安定する場所に腰掛け、足を浸けます。
もちろん60℃ですから熱くて浸けていられません。
「アチッ!」
と言ってすぐ上げる事になります。
それを何回も繰り返します。
しばらくするとお湯が冷めてくるので、足を浸けます。
そして湯温が40℃になったところで終了します。
この間、10分ほどです。

なぜこれで冷え性が治るのか。
まず最初、
「アチッ」
と言ったところで交感神経が刺激されます。
そして冷めてきて足を湯に浸けると気持ちがいいので副交感神経が優位になります。
この切り替えを行う事により、自律神経が働く様になるのです。

ここで重要なのは
「脳を温めない」
事です。
脳が温まってしまうと体は脳を冷やそうとして体温が逆に下がってしまうのです。風呂から上がって湯冷めするのは、脳が温まってしまうからです。だからアッチ湯では上半身は温めません。手を湯に浸けるのもNGです。手を浸けると脳がすぐ温まってしまうからです。

栄養を十分摂っても冷え性が治らない人は、自律神経失調症が疑われます。私の母がそうでした。それがアッチ湯1回でかなり改善しました。さらに、食欲がものすごく旺盛になりました。
冷え性、手足の血行が悪い、消化不良、便秘、それらは自律神経失調症が原因かもしれません。お心当たりの方は一度試してみては如何でしょうか。

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