2018年3月21日水曜日

50℃解凍

冷凍肉の解凍に50℃解凍というテクニックがあるのを知り、やってみました。

真空パックして冷凍した牛肩ロース。
カチカチです。


50℃のお湯に浸けます。

血などのアクが浮いてきました。

芯がまだ凍った状態で取り出して、冷水に浸けます。
芯が半解凍の状態で取り出すのがコツです。


網に乗せ冷蔵庫で15分ほど寝かせると、完全に解凍されました。


焼き方はいつの水島弘史シェフの科学的調理法で。


出来上がり。
美味しいです。
特に脂身が旨い!

冷凍肉の解凍は、肉が劣化しやすい-4℃〜0℃くらいの温度帯を素早く通過させる事が重要です。50℃解凍ならこの温度帯を一気に通過させる事が出来るため肉の劣化を最小限に出来ます。
また、50℃のお湯に浸ける事で肉の臭みが抜け、肉の旨味を感じやすくなります。特にスジの部分は普通に焼くと臭みが多く食べにくいのですが50℃解凍する事で臭みが抜け、非常に美味しくなります。
ひと手間かかりますが時間短縮にもなりますのでお勧めです。

0 件のコメント:

コメントを投稿