2018年3月18日日曜日

犬に茹で野菜を与えるのはやめた方がいい。

愛犬に野菜を与える人は多いです。
野菜はヘルシーというイメージがありますよね。
でもちょっと待ってください。
犬は本来肉食です。
犬の胃腸は、野菜を消化するようには出来ていません。
野菜をたくさん食べると胃腸に負担がかかり、下痢などのトラブルになりやすいです。
それだけではありません。
もっと怖いのは結石です。
野菜にはシュウ酸が含まれています。
これが結石の原因となります。

最近、膀胱結石が出来る犬が増えています。
先日も散歩で結石が出来て手術した子と出会いました。
飼い主さんによると、野菜が原因と獣医さんに言われたそうです。
野菜でも、生のままなら消化せず排泄されるためそれほど危険はありません。しかし、茹でるとシュウ酸が吸収されやすくなり、結石の原因となります。

ビタミンは、野菜よりレバーの方が桁違いに多いです。
レバーに比べると野菜なんて、ただの水と繊維に過ぎません。
人間が野菜を食べないといけないのは、人間はビタミンCを合成出来ないからです。
犬はビタミンCを肝臓で合成出来るので不要です。

「でもうちの子は野菜が大好物だから・・・」

単に肉が足りないだけではないでしょうか。
ビーフステーキと野菜を並べて置いたらどちらを食べますか?
大抵の犬は野菜になど目もくれずビーフステーキを食べると思います。

ちなみに野生の肉食獣は、草食獣の糞を食べます。
草食獣の糞は既に腸内細菌で分解されていますので、肉食獣が食べても栄養を摂取出来ます。
ムツゴロウさんによると、子犬に馬糞を食べさせると成長が早くなるそうです。
でも都会では新鮮な馬糞など手に入りませんよね。
そういう場合はヨーグルトを食べさせると良いそうです。

犬に茹で野菜は厳禁!
あげるなら生で!
でも本来犬に野菜は不要ですから、わざわざリスクを冒してまで与える必要は無いと思います。

参考URL:
Dr.中島健次のブログより

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