2018年5月11日金曜日

恐竜絶滅に関する新説を考えてみました。

哺乳類のメインエネルギーは脂質です。
哺乳類は糖質を摂るとインスリンの力で脂質に変換し、それから燃焼します。
糖質も燃焼出来ますが、ちょっと苦手です。嫌気性解糖を行うと乳酸が発生し、癌の原因となります。
インスリンが無いと糖質を脂質に変換出来ないため、死にます。

この方法のメリットは、飢餓に強い事です。しかしデメリットもあります。糖質を脂質に変換するときに、活性酸素が大量に発生するのです。このため哺乳類は短寿命です。

一方、鳥類のメインエネルギーは糖質です。
鳥類はインスリンを持ちません。鳥類はすべて1型糖尿病です。
鳥類は糖質を効率的にガンガン燃やす事が出来ます。また上皮細胞で嫌気性解糖が封印されているため、鳥類においては糖質は癌の原因となりません。
鳥類はインスリンによる活性酸素が発生しませんから長寿命です。

では哺乳類が活性酸素の害を回避する方法はないのでしょうか。
1つあります。それは、糖質を摂らず、脂質を直接摂る事です。脂質を摂れば糖質を脂質に変換する必要が無くなり、活性酸素の発生を抑える事が出来ます。

マウスの実験があります。
マウスは穀物食です。この穀物食のマウスに糖質制限させ、脂質を大量に摂らせるとどうなるか?

「マウスと糖質制限食とケトン食」に関する考察。

なんと、マウスも糖質制限で寿命が伸びるのです。
マウスでさえ寿命が伸びるのですから、人間も糖質制限・高脂質食で寿命が伸びる可能性が高いと考えられます。

以下は私の空想です。

鳥類の祖先の恐竜も糖質燃焼がメインだったと考えられます。そのため恐竜は長寿命でした。寿命が長いため、巨体化しました。
しかしデメリットもありました。それは飢餓に弱い事です。糖質はあまり大量に蓄積できないため、1日中摂食しなければ生命を保てませんでした。そのため2億年前の気候の大変動に対応出来ず、絶滅しました。

恐竜の中に、飛行能力を持った種がありました。彼らは渡り鳥のように季節ごとに食料のある場所へ移動する事が出来ました。そのため絶滅を免れました。
彼らはその後、鳥に進化し、地球上でもっとも繁栄している種の1つとなりました。

一方、哺乳類は当時、恐竜に比べると小さく弱い生き物でしたが脂質燃焼を獲得する事により、飢餓に強いと言う長所を持っていました。そのため気候の大変動に対応出来、恐竜に代わり地上で繁栄しました。

以上、私の考えた、恐竜絶滅に関する新説でした(笑)

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